「ファクタリング」と「ABL」はどっちが中小企業向き?特徴や違いも解説

プライバシーポリシー

03-5953-5814
無料ご相談はこちら
03-5953-5814無料ご相談はこちら

ファクタリングコラム

「ファクタリング」と「ABL」はどっちが中小企業向き?特徴や違いも解説

ファクタリング

2021年4月12日

売掛債権を活用した資金調達方法を探した際には、「ファクタリング」や「ABL」という方法が見つかるはずです。この2つは内容の大きく違う資金調達方法であり、その違いを理解しなくては正しく活用することはできません。それぞれの特徴と相違点、そしてどちらが中小企業の資金繰りに特に向いているのかを解説します。

「売掛債権」が資金調達に活用できるのが共通点

ファクタリングとABLの共通点は、どちらもが売掛債権を資金調達に活用できるという点です。経済産業省中小企業庁は売掛債権を資金調達に活用することを促進しており、国の施策であることも明言していますが、ファクタリングもABLもこの1つに違いありません。

ファクタリングとは?

ファクタリングは「売掛債権買取業務」とも呼ばれ、売掛債権を売却することによって現金化し資金調達を行います。債券を担保として扱うのではなく売却することで、資金調達後に売掛先が倒産したとしても売掛金の買い戻しを求められないなど、融資とは大きく違う特徴を幾つも持ちます。

メリットは早さと審査基準

申込み当日に債権を現金化することも不可能ではなく、手続きの大半または全てをオンライン上で行えるWEB完結型の場所を選択すれば、資金調達のスピードはさらに早くなる期待が持てます。また審査において重要なのは売掛先が債券の代金支払いを実行する確率であり、支払いへの影響が小さい債権者の経営状況は審査で重要視されることはありません。これにより経営状況が芳しくない企業も、ファクタリング審査に通過できる確率が高くなります。

手数料と契約方法に注意

ファクタリングには売掛先からの承諾を得ずに売却を行う2社間契約という選択肢があり、この契約方法を選べば売掛先に知られずに資金調達が行いやすいというメリットを得られます。しかし2社間での契約は手数料が高くなりやすいというデメリットがあり、売掛け先への承諾を得て債券を売却する3社間契約は、手数料は低くなりやすいものの売掛先との関係性が重要になるという注意点があります。契約方法次第で手数料も大きく変動しますので、最適な選択肢を選ぶことが大切になります。

ABLとは?

ABLとは「Asset Based Lending」の頭文字を取った略称であり、日本語では「売掛債権担保融資」と呼ばれます。日本語での名前の通り、売掛債権を担保として設定することで融資を受ける資金調達方法です。担保として扱われるということは、もしもの時には売掛債権を失うことになりますが、担保には売掛債権以外にも動産や在庫商品、農畜産物も設定可能です。

固定資産がなくても融資が受けられる

ABLの最大の特徴としては、不動産などの固定資産を持っていない企業も融資が受けやすいという点が挙げられます。あくまで融資ですので完済を目指し返済を続けていく必要がありますが、資金繰りを大きく安定させることが可能です。

金融機関に情報を管理される

融資である以上、頼り過ぎて負債の額が大きくなった場合には過剰担保による倒産の危険性があることは理解すべきです。また在庫商品や売掛金を担保とした場合には、定期的に状況を報告する必要や確認される可能性が高くなります。会社の状況を融資を受けた金融機関に知られることになるのも、ABLのデメリットの1つとなるかも知れません。

ファクタリングとABLの違い

ファクタリングとABLは売掛債権を活用するという点以外では多くの点で違いがあり、実際には全く違う資金調達方法と言って間違いはありません。中でもどちらの資金調達方法を選ぶべきかを検討する際のポイントとなる相違点をご紹介します。

売掛債権の取り扱われ方

資金調達の鍵となる売掛債権ですが、ファクタリングは売却となり、ABLでは担保として扱われます。この違いは非常に大きく、資金調達後のリスクに関してファクタリングは殆ど無いと言えますが、ABLでは完済まで売掛債権を失うリスクを抱え続けるということになります。もちろん安定して返済を進めることが前提であり、無事に完済できれば問題にはなりませんが、そのリスクを理解した上で利用することが重要です。

資金調達可能な額

ファクタリングでは売却を希望する債券の額以上の資金調達は不可能であり、現実的には債権の額面から手数料が引かれた額が手元に入る現金となります。対してABLでは審査次第では高額の資金調達ができる可能性があります。とは言っても担保に入れる売掛債権や動産の価値に大きく左右されることになり、それ相応の担保が用意できなくては大きな資金調達の実現は難しくなります。

審査基準

売掛先の信用力が審査に大きく影響するのがファクタリングであり、ABLは返済能力や資産価値が審査で重要となります。ファクタリングは赤字など経営状況が芳しいとは言えない状況の企業でも利用しやすいと言われますが、売掛先の経営状況に問題がある場合には審査通過は難しくなります。対してABLでは、融資を希望する企業の返済能力が低いと判断されてしまうと融資が期待しにくくなります。審査基準に関しては置かれた状況によってどちらが向いているかは変わりますので一概には言えませんが、融資の審査に通過できなくともファクタリングの審査は通過できたという企業は少くはありません。

資金調達のスピード

資金調達までに必要な期間を大きく左右するのは「審査にかかる時間」です。ABLは審査内容が複雑になることもあり、2週間から1ヶ月程度の期間が必要になることが多くなります。しかしファクタリングは即日の資金調達が期待でき、手続きがスムーズに行えれば多くの場合で1週間以内には資金調達が完了できますので、急ぎで現金が必要な時にも頼りになります。

中小企業向けなのはファクタリングとABLのどっち?

・素早い資金調達が可能
・審査基準が中小企業向け
・資金調達後のリスクが小さい

上記したのは中小企業に向いている資金調達方法の条件です。必要なタイミングで資金が用意できれば、資金繰りの悩みを解決することが可能となります。そして利用のハードルが高くては資金調達を行うこと自体が難しくなりますので、中小企業向けの審査基準であることも重要です。

素早い資金調達を可能とするファクタリングがおすすめ

最短即日で資金調達ができるファクタリングのスピードは、装置トラブルの際の修理や工具の買い替えなど急な出費となった際にも素早く現金を用意することを可能としてくれます。さらに償還請求権がないことで、資金調達を終えた後のリスクも小さくなるというメリットもあります。

ファクタリングは経営が安定しにくい企業も利用しやすい

中小企業が融資を利用しにくいのは「経営が安定しにくい」ことや「将来性を証明しにくい」ことが理由として考えられます。しかしファクタリングは経営状況などが審査に大きく影響しないことで、多くの中小企業が審査通過し資金調達を成功させているのです。また手数料の低い3社間契約や、売掛先に通知せずに債権の売却を行う2社間契約という選択肢を選ぶことが可能であることも利用しやすさを増してくれます。

融資に頼らない資金調達で健全な会社経営を!

ファクタリングが中小企業の資金調達方法としておすすめなのは、「融資ではない」ということも大きな理由です。融資に頼った会社経営は、負債の額を増やし債務超過の危険も増すことになります。またバランスシートの肥大化は会社としての価値を下げる危険があり、融資を受けることを難しくてしまいます。ファクタリングという「融資に頼らない資金調達方法」という選択肢を持つことで、健全な会社経営を行いやすくできるようになるはずです。

お気軽にお問い合せください
CONTACT